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夏越大祓(なごしおおばらい)神事

6月30日 午後4時斎行

私たちが生活している間には、神様の御心に恥じないことを心掛けても、知らずに人を傷つけたり、罪を犯したり、穢れに触れたりします。
大祓は、このような諸々の罪や穢れ(気がかれる、又病気になること)を祓い去り、全ての人が神様から戴いたままの明き誠の心に立ち帰ることにより、清く明るい世の中、正しい人間になるように祈る行事です。毎年6月と12月の末に行ないます。
祭典中、四方祓(東西南北)があり、日本全土を清める意味もあります。677年、天武天皇が最初に行なったとされています。
六月末は、夏越神事も行ないます。麻と紙を小さく切った切麻を我が身にまいて祓うのですが、これに参列できない崇敬者の方は形代、撫物、人形などと呼ばれる紙を人の形に切り抜いたものに、名前を書いて、息を吹きかけたり身体をなでて、当社へ郵送していただき、一緒に茅輪をくぐり祓います。これは『備後風土記』逸文の蘇民将来そみんしょうらいの故事から起こったものといわれています。茅輪というのは、茅がやを太く縒より結んだ大きな輪で、これをくぐれば災厄をまぬがれると伝えられています。
 
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